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北米産牛肉輸入再開その5 国ではなく牧場で
私は自分の健康に関してはどちらかというと無頓着な方なので、自分が北米産牛肉を食べないのは安全性よりも気持ちの問題だったりしますが、家族の10年20年後の健康を望む方々が、bseを心配するのは当然のこととも思います。

国単位で考えると、どこも怪しい。安全とされるオーストラリアだって、悪い牧場主がこっそり残飯を牛に食わせてたりするかもしれない。見つかったら罰せられますが、見つからなきゃ良いだけの話ですしね。所詮海の向こうの国だし。

結局牛肉に限らず100%の安全というものは何処にも無いので、安全性は「信頼」に担保していくのが良いのではないかと思います。
国単位だと漠然としすぎですから、牧場で選ぶとか。「ここのお肉だったら、きっとだいじょうぶ」という具合に。

オーストラリアはさすがに遠すぎるので、生協や業者に行ってもらうとして、近所に牧場があれば、仲良くなって色々教えてもらうといいんじゃないでしょうか。
品質に自信を持っている誠実な牧場なら、無理を言って迷惑をかけたりしなければ、嫌がったりしないと思います。宣伝にもなるし。

NHKスペシャルに出ていた柏葉さんの牧場では、消費者の不安を取り除くために努力しているようです。
http://www.oakleaf.jp/index.html

牛肉を買う時も、スーパーよりは目利きの肉屋で買うとか。お互いの顔が見える商売するというのは、けっこう大事な気がします。
安全性重視ということでインターネットで定評があるのは、独自基準を設けているOisix(おいしっくす)あたりでしょうか。サイトを見ると、やはり生産者やおいしっくす自身の顔を見せていこうという姿勢を感じます。

Oisix安全基準詳細
http://www.oisix.com/shop.g5--aboutus--ser_kijun__html.htm

おいしっくすの豪州産牛肉はマルコムさんちの牧場の牛だそうです。
日本産は個体識別番号(ロット番号)がついているので、検索すればどこの牧場かわかります。美味しかったらメールでほめてあげましょう。

おいしっくすには、おためしセットなんてのもあって旬の野菜が普通に入っているのが、なんか嬉しい。冬場に水栽培のトマト食べても味薄いし、やっぱりトマトは夏に畑で採れたのを食べるのが美味いと思うんですが・・・と思ったらトマトも売ってた。(←・・・)

値段は安いというわけではありませんが、まあステーキとかすき焼きとか、御馳走でいいんじゃないでしょうか。それとも、みんな普通に食ってるのだろうか。

人様の食卓はともかくとして、生協やおいしっくすのように食の安全性を売りにした業者は、インターネットに限らずこれから増えてくるでしょうし、中には怪しい業者も出てくると思います。生肉に限らず、加工品や化粧品にも怪しい成分が使われるかもしれません。

しかし世の中には、奥様情報網、別名井戸端会議という最強のネットワークがあるらしいので、ま、それほど心配しなくても大丈夫ではないかと。

安全性が高そうなおいしっくすの牛肉

旬の野菜が入ったおためしセット(送料無料)


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時事ネタ | 20:22:04 | Trackback(0) | Comments(0)
北米産牛肉輸入再開その4 豪州他
オーストラリア、ニュージーランド産の牛肉は、bseが発生例が無いため安全と言われています。早くから輸入飼料規制を行っていたので、プリオンが食物連鎖に入っていないらしい。

オーストラリアはOIE(国際獣疫事務局)を元にした独自の検査体制を敷いているそうです。

http://www.asyura.com/0403/gm10/msg/194.html

日本に比べれば甘いような気もしますが、オーストラリアではトレーサビリティシステムが充実していて家畜や飼料に厳しい管理義務が課されているので、牛がどこで何を食べて育ったのか等の素性がすぐ分かるそうです。
bseを出口(加工場)で排除するのではなく、入口(牧場)から牛に感染させないという考え方ですかね。
ニュージーランドの検査体制については、詳しい情報が見つからなかったのですが、オーストラリアと同様なシステムなんでしょうか。

http://www.aussiebeef.jp/b2b/safety/safedegree/

http://www.anzco.co.jp/02_safety/02_bse.html

気になるのは、ニュージーランドで2003年にvCJDの疑いがある患者が出たとのこと。
その後どうなったんでしょうか。

http://www.forth.go.jp/hpro/bin/hb2141.cgi?key=20030810-0020

EUのリスク評価で清浄国とされているウルグアイ、アルゼンチンですが、口蹄疫の関係からアルゼンチンの煮沸肉を除いて、日本への輸入はないようです。

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05082401.htm

EU加盟国ですが、bseが最初に確認されたイギリスでは1996年以降30ヶ月齢以上の牛は全て食用から除外してきましたが、bse検査システムが整ったため30ヶ月以上の牛も食用にすることにしたそうです。

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05091601.htm

1986年に初めて報告されたイギリスのbse発生状況ですが、ピークは1992年で37280頭で以来減少に転じ2005年は10月25日の時点で151頭です。計184296頭
気になるvCJDですが、死亡者数で見ると1995年に3人の患者が確定、とりあえずのピークは2000年の28人で減少に転じ、2005年は12月2日の時点で5人。計153人がvCJDで亡くなっています。生存中の疑似vCJD患者を合わせると157人。
多分、死後の脳組織検査で確定しているので、生存中は疑似なんでしょうね。

http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/bse/count.html
http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/bse/cjd_uk2.html

なんとなくvCJDの潜伏期間は20年ぐらいなのかなと思っていたのですが、bseから5年ぐらいのズレでピークを迎えているようにも見えます。
しかも18万頭感染して160人足らずのvCJD患者数なので、日本では大したこと無いような気もするのですが、vCJDの潜伏期間は遺伝子型によってかなり異なるとか、4千人近くの英国人が既に感染しているとか、様々な研究報告があって、わけわかりません。
これからイギリスで第二のピークが来たら、なんか嫌だな。

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04080701.htm
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/04052201.htm
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05092601.htm

フランスでは昨年までのvCJD患者数が8人だったのですが、今年だけで既に7人。
急増しています。

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05110402.htm

中国は・・・殆ど情報がないです。ブラックボックス。

http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/162e61ceab71fde0f038ab52323452e0

時事ネタ | 01:43:14 | Trackback(0) | Comments(0)
北米産牛肉輸入再開その3 日本編
12月10日に国内で21例目のbse感染牛が確認されたわけですが。

http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20051210press_1.html

一般に日本におけるbseの感染源は飼料に含まれる肉骨粉といわれていますが、どうも完全に特定はされていないようです。
これまで確認された中には飼料規制が実施された後に生まれた牛がいたりしますし、酪農家も肉骨粉は与えていないようです。
まさか嘘ついてるってこともないでしょうし。

飼料製造過程で微量の肉骨粉が混入して交差汚染が起きているのかもしれませんし、肉骨粉ではなく代用乳に含まれる牛由来の成分が感染原因ではないかという意見もありますが、調査は進んでいるのかいないのか。
調査したくないのだという話もあるようです。

http://home.hiroshima-u.ac.jp/yiwa/BSEkai2F.pdf
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/bse/news/05062301.htm
http://blog.yoshiko-sakurai.jp/archives/2003/02/_bse_1.html
http://blog.yoshiko-sakurai.jp/archives/2003/09/_bse.html

そんな中、日本のbse対策は全頭検査とSRM除去によって安全性を確保してきたわけですが、2004年秋の食品安全委員会中間とりまとめを受けて20ヶ月齢以下の牛を検査対象から外してもOKになり、今年12月8日には北米産牛肉輸入再開が決定しました。

専門家は20ヶ月以下は検査の必要がないとは言っていないのですが、まあ政府の役人にかかれば、いとも簡単に話が変わってしまう。
その手口は神保哲生氏のブログに詳しく書かれています。

http://www.jimbo.tv/commentary/000141.php

現在、国産牛は20ヶ月以下も含めて全頭検査は継続しているようです。
全頭検査を中止したとして、SRMの“完全”除去が果たして現実的に可能かどうか。健康牛のSRMではない末梢神経からもプリオンは検出されています。
今後SRMの見直しが行われて、全部、なんてことになったりして。

http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/49d161638d1420d9e712639bf3717532

とにかく未だに不明点が多い病気なわけですから、少なくとも感染源を突き止めるまでは、国産牛だけでも全頭検査を続けてほしいですね。山内一也東京大学名誉教授も全頭検査の合理性を述べておられます。

http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf165.html


ちなみに日本のアルツハイマー症患者数は60万~70万と推定されているようです。
この中にvCJD患者がどれぐらいいるのか。
10年後ぐらいから急増して、20年後に更に加速的にアルツハイマー症患者が増加すれば、牛肉が原因かもしれないと誰もが思い始めるでしょうが、vCJDであることを確かめるには「脳の生検か死亡後に患者の脳の病理解剖をするしかない」ということなので、立証は困難なようです。
政府は責任とらないだろうなあ。

http://pharmacy.client.jp/altzhimer1.html
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_07/t2005070112.html

時事ネタ | 20:15:44 | Trackback(1) | Comments(0)
北米産牛肉輸入再開その2 アメリカ編
bse(牛海綿状脳症)自体、まだよくわからない病気なのですが、アメリカの情報も非常に少ないです。こういうことに関しては公明正大な国だというイメージがあったんですが、気のせいでしたかね。

アメリカ国内の年間と畜数は3600万頭といわれていますが、2004年6月~2005年12月11日までにbse検査したのは548,786頭。2003年までは検査数が年間25,000頭程度だったそうです。1%程度ですね。
感染牛発見は2003年12月、2004年11月に1頭ずつ。計2頭。
2004年に発見された感染牛が確定したのは、7ヶ月後の今年6月末です。なんかやる気なさそう。

2頭目が確定した時点で、アメリカは免疫組織化学的検査(IHC)という、日本やEU諸国が採用しているウエスタンブロット法に比べ精度が劣る方法を採用していましたが、現在はウエスタンブロット法を導入しているのでしょうか?

http://www.yomiuri.co.jp/features/kgbs/200506/kg20050625_41.htm
http://www.aphis.usda.gov/lpa/issues/bse_testing/test_results.html

また、アメリカ国内の13州には“食品悪評禁止法(Food-Disparagement Law)”という州法があり、食品の安全性に悪評を立てた場合、業者は悪評のためうけた損害賠償を請求でき、被告が科学的根拠を証明しなければならないそうです。米国内で世論が盛り上がらないのは、これが原因かもしれません。

http://plaza.rakuten.co.jp/vinalia/diary/200508070000/
http://www.cspinet.org/foodspeak/laws/existlaw.htm

もう一つ、bse牛のSRM(特定危険部位)に含まれるプリオンを人が摂取するすることによって発症するvCJD(変異型クロイツフェルト・ヤコブ病)についてですが、アメリカの半数近くの州にはCJDの報告義務がありません。
アルツハイマー症とCJDは判別が困難と言われていますが、現在アメリカのアルツハイマー症患者は450万人。2050年には3倍になるらしいです。この中でCJDがどれぐらいか。13%という話もあります。更にvCJDの割合は・・・わけ分からんです。

http://members.aol.com/larmstr853/cjdvoice/report_cjd.htm
http://www.med.oita-u.ac.jp/infectnet/oitav5n1.pdf
http://www.eisai.co.jp/pdf/social/pdf200506es.pdf



危ない話はまだあります。
アメリカのbse検査は抜き打ちではなく、業者が持ち込んだ牛を検査しているそうです。つまり絶対大丈夫なはずの牛を検査させたのにbseが見つかっちまったらしいとか。
未だに肉骨粉をブタやニワトリの飼料に使用していて、その糞を牛の餌にしているため、結果的にプリオンが牛まで届いているとか。
現場では20ヶ月以下の牛を区別するのは不可能だとか、SRM除去を含めて一頭あたり処理を10秒でこなしているとか。

どうもアメリカ政府に大きな発言力を持つ大手食肉メーカーが面倒なことをしたくないので、情報が明らかにならないらしいですね。ほんと政治絡み。
はっきりさせて米牛肉の安全性が確かめられれば、消費者も安心するから売り上げも伸びるでしょうが、凶と出れば暴動になったりして。いまさら徹底検査もできないんだろうな。

http://blog.goo.ne.jp/infectionkei2/e/c094e704f8b3b1260ca616eb4c1dcb97
http://www.jimbo.tv/commentary/000143.php
丸激トークオンデマンド
第241回[2005年11月4日]「米国産牛肉輸入問題とは何だったのか」
第209回 [2005年4月2日]BSE安全宣言のカラクリを斬る
http://www.videonews.com/marugeki/marugekirecent1.html

時事ネタ | 01:27:21 | Trackback(6) | Comments(0)
北米産牛肉輸入再開その1
米・カナダ産牛肉の輸入再開が正式決定し、16日に第一便が到着したわけですが。
http://www.asahi.com/special/bse/TKY200512160190.html

まあ、私は輸入禁止になるまでは普通に牛丼食ってましたからね。今更どうにもならない。
再開後に、わざわざ北米産の牛肉を買ったり、ファミレスでステーキ食うつもりはありませんが、加工品については、インスタントラーメンの牛肉エキスが何由来かなんて分からないだろうし、調べる気にもならない。あきらめます降参。
あと何年かすると脳みそスカスカになったりして。

つまり農作物輸入自由化以後、食の安全管理も「官から民へ」だったんでしょうね。何となく納得できました。

できませんってば。

ザ・スクープで90年代の農水省の不手際ぶりを見ることができます。確かに日本の常識は世界の・・・ですね。今更ですが、せめて96年に政府が普通に危機感を持っていればねえ。
http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/update/special_back/20020112_010.html

時事ネタ | 01:06:57 | Trackback(0) | Comments(0)
鼻と湿潤療法
私のお気に入りサイトの一つ“新しい創傷治療”の“実際の治療例”に、皮膚の炎症や湿疹が湿潤療法で治ったという記事があります。

慢性湿疹が数日で治った!(症例画像有り)
http://www.wound-treatment.jp/wound155.htm
激しい接触性皮膚炎に対するラップ療法の効果(投稿)(症例画像有り)
http://www.wound-treatment.jp/next/wound244.htm

いずれも患部を密封する療法で治しているのですが、馬油を鼻に塗るというのも、湿潤療法と似ているのかもしれないと思いました。大した根拠は無いです。

鼻汁をできるだけ除去してから、別に馬油じゃなくても良いのですが、線毛にダメージを与えずに保湿できるもので鼻粘膜を覆ってやれば、粘膜が自力で再生しやすくなるのでは?

耳鼻科関係の医師も湿潤療法に関心を寄せはじめているようで、新しい創傷治療の管理者、夏井先生も耳鼻咽喉科の研究会などで講演されています。
将来、耳鼻科の治療にも湿潤療法の考え方が取り入れられていくのかもしれません。



その他の鼻情報・健康関連 | 23:46:04 | Trackback(0) | Comments(0)
免疫の可能性
随分昔に何かで読んだ話です。うろおぼえ。

末期癌の宣告を受けた米男性が、自暴自棄になったのか大量のお笑いビデオを借りまくって、三日三晩笑い続けたあげくに癌が治ってしまったそうです。

私は、アメリカ人は単純だから・・・というか嘘だろうと思っていたのですが、ガン細胞を破壊するナチュラルキラー(NK)細胞は、笑いによって活性化することが判明していることを考えると、充分根拠がある話だったんですね。

何故こんな話を思い出したかというと、しばらく前のニュースで、

HIV:英男性、1年後に治癒 免疫力で自力克服か?

 2002年にロンドンの病院で受けた3回の検査でエイズウイルス(HIV)陽性とされた英国人男性(25)に約1年後、陰性との検査結果が出たことを国家医療制度(NHS)運営のロンドンの医療機関が確認した。13日付の英紙やBBC放送などが一斉に報じた。

 同医療機関は男性の治癒を確認するためにはさらなる検査が必要としている。エイズの根本的な治療方法は確立されておらず、治療への貴重な情報を提供できる可能性もあるとして専門家らの注目が集まっている。

 英メディアによると、男性はアンドルー・スティンプソンさん。男性パートナー(44)から感染したという。

 陽性と診断された後、複数の栄養補助食品の摂取を始めたが、投薬治療などは受けておらず、医療関係者はスティンプソンさんが自身の免疫でウイルスを消滅させた可能性に注目している。

 陽性判定から1年以上が経過した03年10月以降3回の検査ではいずれも陰性だった。

 スティンプソンさんは最初の検査が間違っていた恐れがあると思い訴訟を検討。しかし、その後のNHS運営の医療機関の調査で、陽性、陰性のいずれの検査結果も正確と確認されたという。

 スティンプソンさんは英メディアに「私は最も幸運な人間の一人だと思う」と話した。(ロンドン共同)

毎日新聞 2005年11月14日 14時54分

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20051114k0000e030080000c.html




医学、免疫学はまだまだ研究途上の分野なので、人間の体について未解明の部分は沢山あるようなので、研究が進めば現在の定説が完全に覆されたり、不治の病が完治する可能性も充分ありえそうです。
現在の謎は、未来への希望につながっているということでしょうかね。

免疫とアレルギー | 18:44:31 | Trackback(0) | Comments(0)
免疫と免疫寛容
免疫とは「自己」と「非自己」を区別して「非自己」を排除するシステムです。
私たち一人ひとりの全細胞には、自己の細胞であることを証明する固有の目印(MHC、種特異的補体制御膜因子など)があり、自己と異なる目印を持った細胞や細菌などを免疫システムが「非自己」と認識すると、これらの異物(抗原)を排除しようとして免疫反応が起こります。臓器移植による拒絶反応も、免疫システムの反応です。

自分の体の組織細胞は「自己」ですから、免疫反応が起こると自分の体が傷つけられてしまいます。また、食べ物や腸内細菌は「非自己」なので排除されるはずですが、排除されてしまうと栄養を摂れないので生物は生きていけません。
自分に害を及ぼさない「自己」「非自己」抗原に対しては、免疫システムが反応しないようになっています。これを「免疫寛容」といいます。
漆職人は、あらかじめ漆を食べておくことでかぶれを予防するそうですが、これも免疫寛容(経口免疫寛容)によるものです。よい子はまねしないように。

免疫システムの不具合により、以下のような疾患がおこります。

アレルギー疾患は、食べ物や花粉など本来は免疫寛容であるべき「非自己」抗原に対しての、過剰な免疫反応です。
これに対し免疫不全疾患は、排除されるべき「非自己」抗原に免疫システムが正常に働かず、感染症などが繰り返し起こります。

自己免疫疾患は、「自己」である体の組織細胞(自己抗原)に対して、免疫システムが攻撃してしまうことで起こります。
癌は「自己」の健康な組織細胞が変異して発生しますが、通常は「非自己」として免疫システムにより排除されます。免疫システムに不具合があったり、免疫システムが正常であっても癌の増殖が勝れば、癌は進行しやすくなります。

というわけで色々調べてみましたが、免疫むずかしすぎです。今でもよく分かっていません。
各エントリに、参考にしたサイトの一部を追加しますので、興味のある方はご覧になってみてください。

主な参考サイト
http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec16/ch183/ch183a.html
http://www.tmg.gr.jp/hokensinpou/0202-1.html
http://www.akanekai.jp/menekiijo.htm
http://www.osaka-med.ac.jp/deps/in1/col/col_edu.html

免疫とアレルギー | 23:13:25 | Trackback(0) | Comments(0)

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